飯田市の地域活性｜NPO法人FULL里PAWER

FULL里POWER について

はじめまして。私たち "NPO法人FULL里POWER" は飯田風越高校の同級生である佐々木とザワの２名から活動がスタートしました。
きっかけは、佐々木の実家の里山がギフチョウ公園として一般公開されていた事と、近年ギフチョウの姿が見られなくなったことにあります。

私たちは飯田市指定天然記念物であるギフチョウを通じ、変わりゆくある地球環境との共存をテーマに、地域の活性化と里山の整備を中心に活動をしています。
サステナブルな社会への貢献と、過疎化地域における地域活性化アプローチを模索していきます。

ギフチョウ公園の整備活動を中心に管理しきれない里山の整備を行い、切り出した木材は燃料として販売し還元していきます。
自然や山と共存することの楽しさや美しさを伝えたいと思っています。

2020年はギフチョウの姿が確認できなかった桐林ギフチョウ公園を整備しギフチョウを呼び戻したいと思っています。
また個人では整備しきれない保有林の整備もお手伝いします！整備された里山を増やし、ありのままの自然との「ちょうどいい共存」を模索しながら活動していきます！山遊び、楽しいですよ＾＾

ギフチョウ公園ではギフチョウの幼虫の餌となる「ヒメカンアオイ」が育つ環境を整えるように雑木の伐採を行なっています。
雑木も間引きすぎず蝶が飛びやすい間隔を意識して整備しています。

寒冷な長野県内では最も温暖な気候で冬季に真冬日になることは少なく、日照時間が長い過ごしやすい土地です。
りんご並木の街、人形劇の街としても有名で城下町の面影を残す町並や保存された伝統芸能の多さから「南信州の小京都」とも呼ばれています。

人口1万人当りの焼肉店舗数が日本一の「焼肉の街」で、飯田市内の焼肉店舗数はコンビニエンスストアより多い市としても有名です。昔から山間部という地形と狩猟文化もあり鮮度の良いジビエなども食べることができます。
また誰しも人生で一回は飲んだことがあるであろう「ヤクルト」の開発者も飯田市出身です。

ギフチョウは、羽を広げた大きさが5～6cmの小型の蝶で、アゲハチョウ科に属します。
日本の固有種であり、本州のみに分布しており、春、桜の花が咲くころの短い期間にのみ現れることから、「春の女神」とも呼ばれています。
多数の自治体で天然記念物などの文化財に指定されています。

都市近郊の生息地の二次林の放置による個体数の減少が著しく、開発により生息地が消滅し絶滅が危惧されています。
スイスに本部を置く国際自然保護連合から準絶滅危惧指定、日本では環境省により絶滅危惧II類の指定を受けています。